東京「ロックダウン」は?・・・禁止ずくめの各国大都市(20/03/24)
新型コロナウイルスの感染拡大で、ニューヨークやパリに続いてイギリス全土で外出が禁止されることに。新たな感染者が増えている東京は大丈夫なのでしょうか。
小池知事:「今後の推移によっては都市の封鎖、いわゆるロックダウンなど強力な措置を取らざるを得ない状況が出てくる可能性が・・・」
突如、知事の口から飛び出した「ロックダウン」なる言葉。
小池知事:「いわゆるロックダウンをされている所で・・・」
「いわゆる・・・」というほど耳になじんだ言葉ではありませんが、いわゆる「封鎖措置」。封鎖をロックダウンとわざわざ言い換え、行政のトップが使い始めたのはなぜでしょう。東京のロックダウンが現実味を帯びてきたということでしょうか。果たしてそれはどんな事態なのか。
例えば23日夜、イギリス全土のロックダウンを通達したジョンソン首相。
ジョンソン首相:「私から皆さまへの指示はとてもシンプルです。外出禁止です」
それは、強制力を伴うものだと明言しました。
ジョンソン首相:「友達と会うのもダメです。別居の家族にも会うべきではありません。罰金や警察による強制帰宅もあるでしょう」
フランスでは、パリ市内のスーパーでは入場数の制限をしているため、お客さんは1メートルの間隔を保って入場を待っています。
ひと月半前に中国で見た光景が世界各地に広がっています。ニューヨークでも。出勤禁止令が本格的に施行されましたが、交通量は先週に比べても格段と減っています。まるでゴーストタウンのようです。こうした光景は本当にこれまで見たことがありません。果たして東京もこうなるのでしょうか。
23日、検疫所を視察した小池知事は・・・。
小池知事:「各国のロックダウンが増えると帰国する人も増えると考えられる」
首都封鎖。現実化を避けるには何が必要でしょう。知事は今後3週間、引き続き大規模イベントなどの自粛を求めています。
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