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千葉・八街市の現状 特産品被害と断水巡る地域事情(19/09/18)

千葉・八街市の現状 特産品被害と断水巡る地域事情(19/09/18)

千葉県の大規模停電は発生から10日目となりました。千葉県八街市では町の特産であるラッカセイが大打撃を受けているほか、公表されない断水被害に苦しむ人がいまだに大勢いることが分かりました。

 またしても冷たい本降りの雨が復旧道半ばの千葉に降りました。台風直撃から10日目を迎えた千葉北部の八街市です。ここには国内で1位2位を争う生産量を誇る特産品があります。落花生です。なかでも今、市を挙げて売り出しているのが「Qなっつ」。去年、10年ぶりに誕生した新たな特産品です。ピーナツを超えるおいしさをとの思いを込めて名付けられたQなっつ。この新たな特産品が収穫目前にして壊滅的な被害を受けたと聞き、畑を訪ねました。
 落花生は本来、土の中で育ちますが台風の強い風や雨で土が流され、さらに、茎が風で引っ張られて落花生が地上に出てしまったのです。こうなると。
 特産品「Qなっつ」を作る・松岡信夫さん(81)「実が大きく膨らまない。実が大きくならないんですよね」
 落花生を作り続けて50年になる松岡さんにとってもここまでの被害は経験がないといいます。Qなっつは従来の落花生に比べて茎が長めで台風の影響をより受けた可能性もあり、手作業で埋め戻していますが不作を覚悟せざるを得ません。新たな特産品Qなっつの被害はこんなところにも。地元の八街の落花生を専門で扱う石井さんです。去年誕生したQなっつをゆでて冷凍保存した商品が長引く停電の影響でとけ出し、来年にかけて売る分が全てだめになってしまったといいます。
 さらに長引く停電によって深刻な影響を受けているのが断水なのです。千葉県の発表によると、午前の段階で約7600戸が断水しているといいますが、実は、このなかに八街市の断水は含まれていません。しかし、実際には。
 八街市・大木俊行総務部長:「約4000世帯は停電していることによりまして、水が出ない」
 そこには八街市ならではの事情がありました。農業が盛んな八街市では農家ごとに地下水を引いている家が多く、水道の普及率は約57%と千葉県内で2番目に低いのです。こちらのお宅では台風で停電して以来、10日間、井戸水がくみ上げられずに断水したまま。毎朝、給水車に25リットルほどの水をもらいにいってしのいでいるそうです。
 八街市では4000軒でこうした生活を強いられているのに、千葉県が発表する断水の数には含まれていないという現実。公の浄水場から水を引いていないので千葉県としては断水しているかどうか、そもそも把握できないためなのですが、ある女性は近くの小学校に給水場を開設してもらうよう市に要請したそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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