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東電の旧経営陣に「無罪」 判決にざわつく傍聴席(19/09/19)

東電の旧経営陣に「無罪」 判決にざわつく傍聴席(19/09/19)

巨大津波は予想できなかったのか。福島第一原発事故を巡って東京電力の旧経営陣の責任を問う裁判で、東京地裁は元会長らに無罪判決を言い渡しました。

 3人の被告、無罪という判決です。支援者からは不当判決だという声が相次いでいます。東電の元会長・勝俣恒久被告(79)ら3人が巨大津波を予測できたのに対策を怠り、44人を死亡させるなどした罪に問われた裁判。19日、法廷に立った3人は傍聴席の前に並んでじっと前を向いて判決に耳を傾けました。無罪判決を聞いた3人は静かに一礼しました。一方で、傍聴席は少しざわつき、「えー」というため息の混じったような声が漏れたのでした。
 裁判の争点は巨大津波を事前に予測できたか。そして、有効な対策が可能だったかでした。東電は国がまとめた巨大地震を予測した長期評価をもとに、福島第一原発に最大で15.7メートルの津波がくる可能性があると2008年に試算していました。これらから検察官役の指定弁護士側は巨大地震の予測は可能で、対策が完了するまで原発の運転を停止する義務があったと主張していました。対する被告側は長期評価の信頼性が低いために外部機関に妥当性を検証するよう指示したもので、対策の先送りではないなどとしていました。東電は19日の判決についてコメントは差し控えるとし、損害賠償や除染などに全力を尽くして原発の安全性強化に取り組んでいくとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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ゆーらんくん
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