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被害総額1億8000万円 中国アジトから高齢者狙い (19/09/19)

被害総額1億8000万円 中国アジトから高齢者狙い (19/09/19)

海外に拠点を置く特殊詐欺グループが摘発されました。なぜ遠くから日本の高齢者を狙ったのでしょうか。

 うつむきながらも険しい表情をのぞかせる西矢季広容疑者(44)。去年3月、名古屋市の70代の女性からキャッシュカード3枚をだまし取った疑いが持たれています。西矢容疑者がナンバー2だったという詐欺グループ。拠点となっていたのは中国・吉林省の延吉市でした。発信元が特定されにくいインターネットに接続して通話するIP電話を使い、中国からクレジットカードが悪用されているなどと言葉巧みに高齢者をだましていた詐欺グループ。被害は全国で190件。被害総額は1億8000万円に上るとみられています。
 19日に公開された押収品には名前や生年月日がびっしりと記載された高齢者のリストや仲間を募集するネット掲示板でのやり取りが並びました。警視庁によりますと、グループは50人規模とみられ、カリスマと呼ばれる中国人リーダーのもとに電話を掛ける「かけ子兼金庫番兼リクルーター」として西矢容疑者ともう1人の日本人が置かれ、その下に日本人のかけ子が複数いて、さらに日本で受け取りなどを担う数十人の受け子がいたということです。詐欺グループは警察の手を逃れるためアジト1カ所に集まって電話を掛けるのではなく、吉林省内の分散した場所で犯行を行っていたとみられています。
 警視庁はすでに13人を逮捕し組織の実態解明を進めていますが、今年4月にタイで摘発された詐欺グループに続き、なぜ海外を拠点とするケースが相次いでいるのでしょうか・・・。6月から警察は通信傍受が可能になって逮捕のリスクが高まったことが海外を拠点とする大きな理由だとし、また、詐欺を行う面でのメリットもあるといいます。
 詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト、多田文明さん:「(かけ子を)電話に専念させやすい。(かけ子に)逃げられるリスクもないですね。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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ゆーらんくん
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